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初めて来た方も普通に見れる企画ブログです


by london_FOLKs
再び我々は自転車で漕ぎ出す。ジャスコでしっかりと休憩したのでお尻以外は回復しました。先ほど通った道を戻り夫婦橋へ。
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そこから国道134号線に入るとJR横須賀線の駅がありました。そういやここ終点だったな。いつも横浜から久里浜行きの電車見て”あ~・・・、"久里浜なんてあんな南まで行くのか~"なんて思ってたのですが、今あんな南まで来てます。
 
その後真っ直ぐの直線の道を進みます。
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左側には川が流れてて、右には高校時代にお世話になった京急が走ります。障害物も何にもないって非常に気分がいいですね。湘南橋交差点で国道を離れて、県道27号線へ。少し進むと少し高いビルや商店街が現れました。
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商店街は異様なほど賑わっていて自転車で歩道を進むのを諦めて車道へ。気づけば衣笠駅に着いていました。別にあっという間ではないですが少々クライマーズハイのような状態になっているのでしょうか。

第一、私はある程度の地理力があるので分かるのですが、三浦半島の中央部には険しいがある事を。なにやら自分の中で恐怖感をいち早く感じているのか・・・。衣笠駅を通過すると目の前にとうとうその姿を現したのです。とうとう現れたか!!



俺のイメージではハイパー急勾配の山道を予想していたのですが・・・
こりゃ行けるかもしれない!!
勝手に気合が入りました・・・が、やはり簡単ではないです。
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この道の特徴は道は確かに急坂ですが、距離が長いことです。自転車のギアを6から2まで下げて一度も足をつけずに登りきりましたが、もう息が荒れてます。下り坂の間にシブソンが
「もしかしたらもう1つ山がある」
とのこと。少しテンションダウンです。右に左にカーブする道が果てしなく続いていきますが、少し開けた場所に出るとなんだか神奈川県にこんな風景があったのかと思うような場所に。
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少し写真では分かりにくくなっていますが、この辺りがとても綺麗な山並みがありました。とは言え、ここは山の中腹辺り。さっきの山を10だとしたら、下り坂で5ぐらいまで下がった感じ。そう思うと0から10まで登った事は、次の山は5から10まで登るということ。まあ・・・、次の山が10までだったらいいのですが・・・。もう少しした所のバス停には”大楠山登山口”とか・・・。そしてとうとう化け物と顔合わせになるのです。残念ながら2つ目の山が現れました。さっきの山よりも急勾配な上、気が遠くなるような距離があります。
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上の画像を見れば分かりますが、手振れですごい事になっています。ここでもギアを2まで下げたものの、諦めてしまおうか・・・。別に自転車押して歩いてもいいじゃないか。押して歩いて何が悪いんだ?なんて思い始めましたが、前にはシブソンがこぎ続けてます。
いやいや!俺にも意地がある!!
こうして何とか坂道を終えたのです。下り坂の始まり辺りでしっかりと水分を補給して熱中症対策をします。もう山はありません。下って下ってくだりまくる!!葉山大道信号を右折して国道134号線へ。ここからは下り坂のみ。途中には葉山が近いこともあるのだろうか、お洒落な店が立ち並びます。長柄の信号を左折するとトンネルへ。
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この日はトンネルの中がとても涼しいので助かります。そのトンネルを抜けると・・・。
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海です!!
感動的です。さっきまでは東京湾の海を眺めていたのが、今見てるのは相模灘です。三浦半島の横断に成功したのです!!嬉しいです。BGMでサザンオールスターズの”忘れられたBIG WAVE”が流れ出しました。この逗子海岸を通過します。目的地は鎌倉です。
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伊勢山トンネル、飯島トンネルを過ぎると再びに出ました!!
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由比ガ浜!!!!!
とうとう由比ガ浜に到着!!海水浴の人で賑わっている最中、海の家解体作業が行われていました。少し寂しいですね。夕陽を見て鎌倉にいれば、ASIAN KONG-FU GENERATIONの"鎌倉グットバイ"なんて流れてきますね。滑川の交差点を右折して鶴岡八幡宮を目指します。途中ではお洒落なレストランやお店に外国人観光客で賑わっています。そして我々は念願の鎌倉に到着したのであった。
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ただこの記事を見ていると、なにか鎌倉でゴールだと勘違いをしてしまいそうです。そもそもの目標は三浦半島1周です。それが横断になってもゴールは家です。ここから家に帰って旅が終わるわけです。ただ、ここから地図担当のシブソンがこんなことを。

「鎌倉街道から帰るよ。」

第3章へ
# by london_FOLKs | 2010-09-09 14:00 | 三浦半島を自転車で1周第1弾
我々(大半はシブソン)が選択したこの鎌倉街道とは?地図を見ただけなら一番鎌倉から大船に出れる最短のルートに見える。ただ、歴史が好きなら勘付いた人もいると思いますが、鎌倉幕府がなぜこの地を選んだのか・・・、それは目の前にがあり、敵が攻めて来難いがあるからだ。ただ別に山と言っても誰もが連想するような山ではないが、自転車人には地獄のような急勾配な坂道が続く。

昔に友人から聞いた事がある。”鎌倉街道で大船にでる道はヤバイ!!”と・・・。しかし我々はそこへの挑戦をしたのである。

鶴岡八幡宮の鳥居を左を進む。境内を囲む様に90度に曲がるとその坂は現れない。

先を見た感じ、坂がないけど・・・とあたりさわりな感じでこいで進む。しかし次のカーブを曲がったらその魔物が姿を我々に見せたのだ。例え疲労が溜まってなかったとしてもこの坂を登れるのだろうか?少し前にはビリヤードの棒をリュックに入れてる自転車少年がいるが、絶対に近所に住んでいるであろうその少年が自転車を押してる。地元の人でも立ち向かうのに一苦労しているのである。坂の途中で悲鳴を上げる俺の足の負担軽減の為にギアを6から1へ変える。今までギアを1にしたことはない、それほど急である。少し短いトンネル潜ると目の前に先に行ってたシブソンが待っていた。
坂が終わった!!
そして
下り坂が待っていた!!
風が気持ち良いが足の疲労感であまり堪能出来なかった。その後、昔に来た事があった建長寺の入り口を過ぎ、横須賀線の踏切を越えて北鎌倉駅へ。そこからノンストップで先へと進む。
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鎌倉街道とはまだお別れをしないで小袋谷信号を左折して踏み切りを渡る。
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その後は住宅街を進む。通行人も少ないので車道を走り続けるが、西の空にはオレンジ色の光が一層と強まる。すると目の前に少し急な坂道が現れた。しかし坂の手前の看板には左折で大船にいけるとの事。助かった気分で一杯になった。常楽寺交差点を左折すると平坦で長い道が。少し先には"LUMINE"という看板が見えたと同時に希望が湧いた。
大船ぐらいしかルミネねぇやろ!!
一層ペースが速まる。
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その後は夕陽を追うように進むと段々とビルが増えてきた。ようやく目の前には湘南モノレールの線路が見えた。左折すると大船駅に到着した。しかし、歩道も車道も人が多すぎて自転車を乗りながら進むのが困難になり押して進むことに。ココから戸塚までは完全にシブソンのなので自分はそれに従うことに。県道203号線を進むとなだらかな上りがあるが”いやいや、こんな坂じゃ済まない場所を通ってきたんですよ”となぜかこの辺りから自信が湧いてきたのか難なく終えた。笠間交差点を今度は北上すると狭く山道のような風景に変わります。上り坂を登ればカーブが連続した下り坂。こういうの待ってたんだよね!ただの下りで真っ直ぐは正直つまらないもの。長沼交差点で1枚。
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少し進むと電車の音がした。右側に線路が見えた。そして線路の少し先を見ると戸塚駅があったのです。歩道がないような場所も車道で走ると追い越した車の後ろに”水曜どうでしょう”のステッカーが貼ってありました。言わば師匠のような存在ですからね。

我々はとうとう戸塚に16:51に到着した。ココからは国道1号線を使う。自分も自転車で戸塚に来ることがあるだけに旅が終わってしまうような気分にかられました。ミキヤ(高校の友人)の家に通じる道を通り、見慣れた道を進んで不動坂交差点へ。
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そこから少しこぐと環状二号線が見えてきた。シブソンはここから東戸塚へ。俺は保土ヶ谷へと行かなければいけない分かれ道である。つまり2人での旅が終焉したのである。お互いに疲れていてあまり口数も少なかったが、いずれまた半島1周のリベンジであったり、さらなる目標について淡々と話して解散したのであった。

エピローグへ
# by london_FOLKs | 2010-09-09 00:47 | 三浦半島を自転車で1周第1弾

♪樋口了一 1/6の夢旅人


シブソンと別れて少々虚しさが一層膨れ上がりました。
いや~・・・、旅が終わってしまったか・・・。

いや、別にシブソンと別れた事で旅が終わったわけではない。よくある名ゼリフで"遠足は家に帰るまでが遠足だ!"とあるようにここから家に帰るまで旅は終わらないのだ。自転車を再びこぎ始めて見たものの・・・、足には疲労が溜まっていて少しの坂道でもキツイ(

普段は問題ないのに、この帰りでこの国道1号線にここまで辛い思いをするとは。朝に熱中症の予兆を感じて休憩した権田坂へとさしかかれば、足が前へと動かない。坂道をこぎ進むにも残念ながら
GIVE UP!!
鎌倉~北鎌倉間、久里浜~鎌倉間などの坂道では一回も足を地面につかないで頂上に辿り着いたのに、ここで自転車を押して進むはめになるとは爪が甘いです。
 下り坂になれば車道の端をかっ飛ばして急いで保土ヶ谷駅へ。なぜだか平坦な道で足ががたついてき始めたのです。もう疲労がピークに達してしまったのか。最後は踏ん張って何とか無事に家に17:12に到着しました。汗だくになり、そして肌が1日で黒くなってしまうほど直射日光を浴びていたのです。いそいそとシャワーを浴びてここで旅が終焉しました。

"三浦半島を自転車で1周する"という企画は
残念ながら横断という形でカーテンフォールしてしまいましたが、この目標はいずれまたリベンジして達成できるようにします。きっと。



----------------------エンドロール-----------------------

出演
ケンイチ
Kenichi
(東海大学理学部1年)

シブソン
Shibuson
(成蹊大学理工学部1年)

-----------------be with?スタッフ紹介------------------


ブログ編集
Kenichi

現場ディレクター
シブソン

ディレクター(デジタルカメラ撮影)
Kenichi

プロデューサー
Kenichi

企画
Kenichi / シブソン

構成
シブソン

主題歌
「1/6の夢旅人2002」
作詞:樋口了一
作曲:樋口了一
編曲:樋口了一

挿入歌
「忘れられたBIG WAVE」
作詞:桑田圭介
作曲:桑田圭介
編曲:サザンオールスターズ & 門倉聡

「鎌倉グッドバイ」
作詞:後藤正文
作曲:後藤正文 
編曲:ASIAN KONG-FU GENERATION

地図
シブソン

製作提供
エキサイト株式会社
Excite Japan Co., Ltd.

総合指揮
Kenichi





また会いましょう。

# by london_FOLKs | 2010-09-09 00:42 | 三浦半島を自転車で1周第1弾

be with? -All pages home-

今日ここに新たなる企画専用のブログを作りました。その名も
be with?でございます。

はじめまして。Kenichiです。

このブログでは、基本的には大掛かりな旅や色々な長期の企画をした時に、管理人の日々の日記を書いていますEveryday goes~秩序のない学校生活にマシンガンをぶっ放せ!~(左下のカテゴリにもリンクされています。)と併設しています。両方とも同じような旅の内容を書く場合もありますが、こちらのほうがより詳しく、よりカラフルに、よりフォントを多用する臨場感あふれるように書いてまいります。また沢山の画像を使って分かり易い構造にして、初めて企画を見た方でも普通に読めるようなシステムにしています。



当然ですが旅の登場人物は自分以外にもいますが、そのつど紹介していきます。

よろしかったら見てください。
# by london_FOLKs | 2010-09-09 00:01 | HOME